法話

北海道札幌の定山寺ご住職

五月の法話

 

〜 心の眼で見る 〜

ゴールデンウイークに入り、あらゆる景勝地が観光客で賑わいをみせています。

ところで「観光」とは、光を観じる、と書きますが、その意味は、過去の先祖が残した光を観ることです。
つまり、目で見るだけでなく先祖の足跡を心の眼で観じると言うことですね。

お寺にお参りすることを「拝観」と言い、「見学」と言いません。
なぜなら、「拝観」とは、過去の先人が残した光を心の眼で観て拝することで、「見学」とは、目で見てその仕組みや構造を学ぶことです。

”観”は辞典には「明らかに見ること」とありますが
物事をより積極的に受け取って、音や声、言葉そして目に映る物事のその底に何があるのか
言葉や音声になる前の心は何であるのかよく見てみること、それが観なのです。

ただ有名な場所を訪ね、記念撮影するだけでは「観光」とは言えませんね。
じっくりと「心の眼」でその土地の歴史を「観じる」それが本来の観光ではないでしょうか。

迷うことがあったら、心を落ち着け「心の眼」で見つめてみましょう。
きっと別の見方が見えてきます。

 

北海道札幌の定山寺ご住職より戴いたご法話、目次

2004年 3月 2月 1月

2003年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月


  大徳山 定山寺    札幌市南区定山渓温泉東3丁目
北海道札幌市にある定山渓温泉を発見した定山坊が開いたお寺。定山坊の遺品が数多く残されている。曹洞宗の教え、沿革、法話、定山渓の名所案内等の 内容のホームページで、曹洞宗寺院を網羅したリンク集がある。

 この頁は、特定の宗派や団体の布教の為のものではありません。 今月の法話等、更新していただけるもので、あからさまな宗派や寺院の宣伝でなければ、宗派にかかわらず掲載させて頂きます。   
 

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