法話

北海道札幌の定山寺ご住職より、毎月のご法話を戴いております。南無。

  十一月の法話

 

 

 〜 「道」 実践すること 〜

茶道の千利休が、茶道とは何か、と聞かれこう答えました。
「茶は服のよきように点て」「炭は湯の沸くように置き」「冬は暖かに夏は涼し
く」 「花は野の花のように生け」「刻限は早めに」「降らずとも雨の用意』
「相客に心せよ」、この七則が茶道の全てだと。すると尋ねた人は怒って「そん
なことくらいは、三才の赤子でもわかっております」と言いました。 すると利
休は「わかっていてもできないのが人間ではないですか。あなたが本当にできる
ならば、私が弟子になりましょう」と言いました。

まったく同じ内容の禅問答があります。中国の唐の時代、詩人の白楽天は道林と
いう和尚さんに問いました。 「仏教の一番大切なところを教えてもらえないか」
 すると道林禅師は答えました。 「悪いことをしないで、善いことをする。 こ
れが仏教の一番大切な教えです」 白楽天はすかさず、 「三歳の子供でも、その
ぐらいは言うことができる」というと、道林禅師は、 「三つの子供でも言うこ
とだが、八十歳の老人でも、できないことだ」。と答えました。

仏道も茶道も「実践」を伴ってこその「道」です。
まずは実践、行動しましょう。


 

北海道札幌の定山寺ご住職より戴いたご法話、目次

2004年 3月 2月 1月

2003年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月


  大徳山 定山寺    札幌市南区定山渓温泉東3丁目
北海道札幌市にある定山渓温泉を発見した定山坊が開いたお寺。定山坊の遺品が数多く残されている。曹洞宗の教え、沿革、法話、定山渓の名所案内等の 内容のホームページで、曹洞宗寺院を網羅したリンク集がある。

 この頁は、特定の宗派や団体の布教の為のものではありません。 今月の法話等、更新していただけるもので、あからさまな宗派や寺院の宣伝でなければ、宗派にかかわらず掲載させて頂きます。
 

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